あなたは初対面の人に自分から話しかける事ができますか?「できない」と答える方が多いかもしれません。社交的だったらもっと楽に就活を進められるのに・・と思っている方に、今日は人見知りを克服するためにはどうすればよいのか。という事を書いていきたいと思います。
人見知りを克服する事で面接にも自信を持って臨める
人見知りの方は、もともと人と話すことに苦手意識を持っている方が多いです。面接官との会話の場でもある面接試験においても同様と言えるでしょう。
初対面の方と話すことに苦手意識を持たないようにすれば、きっと面接試験でも気を楽にして話す事ができると思います。
何を話すか、あらかじめ決めておく
何故、初対面の人と話す時に苦手意識を持ってしまうのか考えた時、何を話していいのかわからない、というのが一つの理由として挙げられます。
その解決策として、事前に話す内容を考えておくという方法があります。
私は営業の経験があるのですが、初対面のお客様とお話する際に意識していた言葉があります。それは【たちつてとなかにはいれ】という言葉です。
- た→食べ物
- ち→地域
- つ→通勤・通学
- て→天気
- と→富
- な→名前
- か→身体
- に→ニュース
- は→はやり
- い→異性
- れ→レジャー
このように置き換える事ができます。
これを元に、例えば、通勤、通学の話をするときは「今日はどうやってここまで来たんですか?」「いつもはどうやって通学されているのですか?」といった具合です。
他にも、天候の話をするときは「今日は天気が悪くなるみたいです、傘は持っていますか?」「最近はやっと暖かくなってきましたね。」など色々考えられますね。
いくつか自分の中でパターンを作る事で、初対面の相手にも緊張せずに話しかける事ができるようになります。
色んなパターンを想定して、この場合はこうする、というテンプレートを作っておきましょう。
まず第一声をクリアできれば、意外となんとかなります。
もう一つコツを挙げるとすれば、相手の話の中に自分との共通点を見つけていく事を意識してください。
人は相手との共通点が多ければ多いほど親近感を持ち、好意を持つようになります。
相手の話に興味を持ち、自分との共通点を見つけていきましょう。
社交的な自分を思い描いてみる
自分がどんな風になりたいのかを考えてみましょう。
人間の本質はなかなか変わらないものです。無理に自分を変えようとは意識しなくていいので、社交的な自分を頭の中に作り、その人間像を演技してみるという方法を試してください。
自分を役者さんだと思って、人と話をする時は頭のスイッチを切り替えるという事です。
最初のうちは、無理をして演技をしているので違和感がありますが、徐々に演技をする事に慣れていきます。
私自身も以前は人と話すことが本当に苦手でしたが、この方法を試し、ONとOFFを上手く切り替えることで、人と話す事が苦ではなくなりました。
じきにONとOFFの切り替えを意識せずに人と無理なく話ができるようになっていくはずです。
このレベルになると、もう人見知りを克服したといえるのではないでしょうか。
最後に
人見知りの人の特徴として、嫌われるのが怖い、相手から自分がどのように映るのかをひどく気にしてしまうという点が挙げられます。
はっきり言いますが、他人はあなたの事をそこまで気にはしていません。
そして、関わる人すべてに好かれるという事は不可能です。
あなたにも苦手な人がいるように、相手にも苦手な人はいます。人間とはそういうものだと思っていれば、少し気が楽ではないですか?
会話をする事を恐れないでください。失礼のないよう紳士な態度で接したうえで、それでも相手に嫌われてしまうようであれば、単に相性が悪かったというだけです。
だから。。勇気を出して自分から話しかけてみてくださいね!
きっと、なりたい自分に近づくことができるはずです。