面接試験で最大の敵はなんでしょうか。面接官?違います。それは過度の緊張という自分の中にあるものではないでしょうか。今日は面接試験において、できるだけ緊張を和らげる考え方を書いていきます。
余談
私の事を少しお伝えしようと思います。私は昔から極度のあがり症で赤面症です。
ただ、今からお伝えしていく考え方を実践することで、できるだけ緊張を最小限に抑え、面接に臨んだ結果、大手企業からも内定を頂きましたし、公務員試験も無事突破した過去があります。
ですので、その方法を少しでも役に立ててもらいたいと思い、今日は筆をとりました。
緊張する自分を許してあげて
人は緊張してはダメだと思うほどに、その考え方にとらわれ緊張してしまうものです。
そんな時は「そりゃ緊張するさ!本気なんだから!」と開き直ってしまいましょう。
しかし、緊張することはデメリットだけというわけではありません。
あなたがもし面接官の立場だとして、余裕しゃくしゃくで涼しい顔して答える人と、緊張してるけど一生懸命に話そうとする人がいた場合、どちらの方が好感度は高いでしょうか。
緊張していた場合の方が「この子は本気なんだな・・」と面接官も思うはずですよ。
それに、本気であれば誰でも緊張するものです。だからあなただけじゃありません。皆同じように緊張します。その事実を知っているだけでも、多少緊張が和らいできませんか?
なるようにしかならない
なるようにしかなりません。身も蓋もない話ですが、この考え方は重要です。
この企業に落ちてしまったらどうしよう、圧迫面接されたらどうしよう、なんて考えても、いたずらに自分の不安を煽るだけで意味のないことです。考えれば考えるほどにネガティブなイメージが頭にこびりついて離れなくなります。
未来の事を考えるより、今目の前の事に全力で取り組むという気持ちが大事です。
ありもしない未来の事を考えるのはひとまずやめましょう。
自分の能力以上に見せるのはもうやめよう
面接で緊張してしまう理由の一つとして、自分の事を自分の能力以上に見せようとしてしまうから、というのがあります。
思い描いた自分と現実の自分の違いにプレッシャーを感じ、自分自身で追い込んでしまっている状態です。
気持ちはわかりますが、自分のありのままを見てもらいましょう。
たとえ自分を有能に見せる事に成功して、その企業に採用されたとします。
しかし実際に仕事をしてみて、自分の能力以上の仕事を与えられ、精神的に参ってしまい退職してしまう。
こうなった場合、企業側も学生側もお互い不幸です。
あなたのありのままの姿を見せて不合格になってしまったのなら、あなたにはその企業が合わなかっただけで、きっとあなたにピッタリとあう企業があるはずですよ。
自分のありのままの姿を見せて気に入ってくれた企業があったとしたなら、それはあなたにとっても、そして企業にとっても幸せな事じゃないでしょうか。
事前準備を徹底する
事前にできる事はすべてしておきましょう。
予想外の質問がとんでくる事が恐ろしいと思うのなら、想定質問をたくさん用意しておくといいです。ちなみに私は150個ほど作っていました。完全にやりすぎです。
ですが、作ったノートを面接前に眺めるだけで、「自分はこんだけ用意したんだから大丈夫!」と緊張が和らいでいきます。
企業研究もそうですが、不安要素はできるだけつぶしておきましょうね!
最後に
私が効果があったな・・と思ったものだけを紹介していきました。たとえ緊張したとしても、あなたが本気であれば、きっとわかってくれると思います。いくつ企業に落ちたとしても諦めないでください。それはただ、あなたに合う企業とまだ巡り合っていないだけですから。