青い作業服姿のいで立ちに明和電機って会社なの?と勘違いする人もいるはず。
実は、自作楽器によるユニークな演奏パフォーマンスを魅せてくれるアーティストなんです。国内にとどまらず、海外でも展覧会やライブ活動を勢力的に行っています。今回は明和電機社長の経歴や開発した製品について調べてみました。
明和電機社長、土佐信道(とさ のぶゆき)の経歴
1967年4月14日の兵庫県赤穂市出身。1992年に筑波大学を卒業後、お兄さんの正道さんと一緒に明和電機というアートユニットを結成します。この時正道さんが社長で、信道さんが副社長でした。
2001年に正道さんの定年退職に伴い、社長に就任し現在に至ります。
なぜ明和電機という名前なのかというと、父親が過去経営した会社の名前が明和電機だからなのだそうです。
吉本興業に所属し、音楽活動や舞台パフォーマンス、タレント業と幅広く活躍されています。
どんな製品を開発しているのか
魚コード
こんどはムカデコードとか
RT @MaywaDenki: あの!魚コードUSB(iPhone用)、ついに残り1個となりました!日本に現存する最後の一匹!https://t.co/hBFFSTZV4S pic.twitter.com/808nZI1Jhu— おっと (@ottofactory) 2017年4月7日
思わずギョ!としてしまう見た目ですが、USBコードです。個性的な見た目ですね~
実はこれ、魚コードとほぼ同じ見た目なんですが、実は偽物なんです(笑
フライングタイガーというお店で類似品が売られているのが問題となりました。
これは開発者である社長が激怒しそうな案件ですが、ここから社長のとった行動が面白い。
フライングタイガーに行って偽物を買い占め→新たにパッケージを作り直し、直筆サインを入れて販売。
この新しく作りなおしたパッケージというのが上記の写真ですね。
世界中に偽物が売られてしまっている状態でしたが、本人的にはむしろ楽しんでいるようです(笑
オタマトーン
”オタマトーンでじたる” でカエルの歌。ギター、ドラムの音もでます。https://t.co/Fab8Y1nVSU
— 明和電機 (@MaywaDenki) 2015年2月4日
ナニコレめちゃくちゃ楽しそう!!
音をスライドさせたり、口をひらくとビブラートができるよう。裏面でオクターブの調整もできるので、意外と本格的に音楽が楽しめそうです。
しかも、見た目も可愛らしくて、使っていくうちにどんどん愛着が沸いてきそう。
何を考えているか分からない表情がたまらないですね。
調べてみると日本おもちゃ大賞2010で大賞を取った商品なんですね。
ただ、おもちゃにしてはクオリティが高いので、是非一つの楽器として遊んでみたいところです^^