今や就活している学生の7人に1人の割合で、この就活鬱というものに陥っているようです。あなたのココロは大丈夫ですか?今日は就活うつにならないための、予防法や考え方をお伝えしていきます。
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就活鬱とは何?
就職活動のストレスによって、自身を喪失し鬱状態になってしまう事です。
企業からお祈りメールが来るたびに、自分はダメなやつだ、社会に必要とされていないんだと、自分をすべて否定されたような、そんな気持ちになってしまい、心を病んでしまう人が多いのが現代の就職活動です。
なぜ就活鬱になってしまうのか
これは新卒至上主義が絡んでいると考えます。
大企業で正社員として働くことこそが正しいという思い込み、それ以外の道は幸せになれないという思い込みが学生にはあります。
新卒で大手企業に入らなければ、人生終わってしまうと信じ、面接で落とされたり、エントリーシートで落とされたりしてしまうと、必要以上に落ち込んで、自分を責めてしまうんですね。
なりやすい人の特徴とは
- 真面目な人
- 他者の言動を素直に真に受けてしまう人
- 世間体をきにしてしまう人
このような人は就活鬱になってしまいやすいようです。
親の期待に応えるためや、周りが次々に内定が決まっていく中で焦りを感じてしまい、取り残されたような感覚に陥ってしまう人もいます。圧迫面接を受けたとき、悲しいことに面接官の言葉に深い傷を負ってしまう人もいます。
「そんなものなんの役に立つの?そんな考えじゃ社会人としてやっていけないよ?」
など、今思い返しても腹が立つような面接を私も受けたことがあります。
繊細な人にとっては面接中に泣き出してしまう人もいるぐらいです・・・。
就活鬱の予防法
周りに助けを求めよう!
自分ひとりでふさぎ込んでしまっては、どんどん後ろ向きな考えになってしまいます。もし、家族や友人に相談しにくい、という事であれば、学内の就職相談室を利用してみましょう。
私も学生の時利用したことがあるのですが、カウンセラーさんはとても優しく親身に話を聞いてくれて私の長所をしっかりと引き出してくれました。
悩みをため込む事が一番良くないので、カウンセラーさんに吐き出してしまいましょう!
楽観思考を身に着けよう
面接において会社の風土にあわない場合には優秀な学生だったとしても落とされてしまいます。
そんな時は、自分に合う会社ではなかった、むしろ面接の段階でそれが分かって良かった!
という気持ちを持つといいと思います。
大手企業に新卒で入る事だけが人生ではないと認識しましょう。アルバイトから正社員になる人もいれば、中小企業でスキルを培い、大手に転職する人や、そのスキルを使ってフリーランスで働く人まで多種多様です。
逆に私のように、大手企業に入ったにも関わらず、社風が合わなくて辞めてしまった人だっているんです。
一日就活の事は考えない日をつくろう!
毎日毎日、説明会、エントリーシートの作成、面接で、あなたの心と体は、あなたが思っている以上に消耗しています。
身体の疲れは表情にも出てしまうので、面接官に「あれ?この子元気ないな・・」なんて思われてしまいます。
1日就活の事は考えない日を作ってリフレッシュ休暇を作ってください!
ゆっくりと好きなことをする一日を作ることで、ココロにゆとりを持ち、また次の日から頑張る事ができるはずです。
最後に
一番大事な事は、あなたの心と身体が健康であること。
就活によってあなたの将来がつぶされてしまっては意味がありません。
あまり自分を追い込まないよう、卑下しないよう、前向きに頑張ってほしいです!