こんにちはナギです!今日は苦手な人も多い集団討論のコツについて話していきます。個別面接とは違い、まわりと協力しながら進めていく点で、実務的な能力が試されていると言えますね。しかし、ある程度流れさえ押さえておけば周りを見る余裕が生まれますので、今日の記事を参考にして、本番慌てないようにしてくださいね!
Contents
集団討論とは何?
集団討論とは、決まった時間内に与えられたテーマについて複数人と協力して討論していくものです。
評価について
討論している間は試験官がその様子を見て評価をします。基本的にはグループ点と個人点があり、自分だけが合格すればいいと思って、一人で長く話し続ける、他の人の意見は聞かない、など自己中心的な人がいた場合、グループ全体の評価を落としかねません。
周りをよく見て、参加メンバー全員と協力して結論を導き出すようにしましょう。
司会をやれば、評価が高いと思われがちですが、これは司会がうまくこなせた場合です。
いきなり司会をやろうと思っても、恐らく上手く立ち回れる人は少数ではないでしょうか。
私が就活で集団討論した際に、司会を立候補した学生がいました。しかし、彼は立候補したにもかかわらず、発言が少なく、発言したかと思えば意見を否定するばかりで、まったく話が進まず、途中でタイムアップ。結果は不合格でした。
集団討論で不合格になったのはこの一回きりなので、今でも忘れられません(笑)
よほど自信がない限りは、司会に立候補するのはやめておいたほうが無難です。上手く機能すれば高評価を得られますが、諸刃の剣ですね。
誰も司会をやりたがらない場面も出てくると思いますが、そんな時は無理に司会を立てず、「メンバー全員で軌道修正しながら進めていきませんか?」と提案してみましょう。
討論の流れ
1討論のルール決め
誰がどの役割を担うか(司会、書記、タイムキーパー、発表役など)決めます。
その後、流れと時間配分をどうするのか、決めましょう。
例えば
- 5分間各自テーマについて意見をまとめる。
- 各1分意見を発表する
- 30分討論の時間
- 残り5分で意見をまとめ結論を出す
このような形ですね。
2現状の把握
問題文をよく読み、テーマが求めていることを理解し、メンバーと共有しよう。
キーワードの定義や、テーマの背景、現実に何が起きているかを把握しましょう。
議論を進めていくと、何について話し合えばいいんだっけ?となる時があります。
そんな時は一度皆で問題文を読み直してみましょう。論ずべき事は問題文の中にあります。
3問題点を抽出する
テーマの問題となっている部分について具体的に意見を出し合いましょう。
現実に起こっている事を放置してしまった場合、どんな事がおきてしまうか、様々な角度から意見を出していくことで、深い議論ができるようになります。
4対策を考える
3の問題となった部分をどのように解決していくかを議論します。
5まとめ・発表
すべての意見をまとめます。書記の方がメンバーの意見を記録しているので、それを元に結論を出しましょう。納得がいかない結論だったとしても、メンバー全員の合格のために、グッと飲み込む協調性も重要になります。
高評価を得るためのポイントについて
- 必ず時間内に結論を出してください。タイムオーバーは大きなマイナスです。
- 発言する際は、全員に話しかけるようにメンバーの顔を見ながら発言しましょう。逆に聞く時はうなずきながら聞くと良いです。
- 自分の役割に迷ったら、タイムキーパーがお勧めです。私はほぼタイムキーパーで集団討論を乗り切ったといっても過言じゃないです。時間を計っているだけなのに、すごく仕事してる感がでます(笑)
- 発言していない人がいる時は「○○さんこの問題についてどう思いますか?」と話しかけてみましょう、周りに気を配れる人は高評価を得られます。
最後に
集団討論は緊張してなかなか発言できないものですが、勇気をだして発言してみてください!緊張するのは最初だけです。楽しい雰囲気作りを心がければ、充実した討論がきっとできます。頑張ってくださいね♪