就活しようにもやりたい事がないんだから、どうしようもない。と嘆いている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。今日は就活においてやりたい仕事が見つからない時に考えるべきことについて書いていきます。
過去の自分を振り返ってみよう
まずは自分の事を知りましょう。
今まで生きてきた中で、一生懸命になれたこと、時間を忘れて熱中したこと、言われて嬉しかったことなどを紙に書きだしていきましょう。
例えば
一人で過ごすよりも、人と接する事が好き→接客業
ゲームが大好きで、誰かと話すよりも一人で黙々とやるのが好き→プログラマ
家族の介護をしていて、苦ではなく、ありがとうの言葉がすごく嬉しかった→介護職
地元が好きで、もっと活性化させていきたい→地方公務員
このようにザックリでいいので、まずは、今までの事を振り返って自分の気持ちに正直になって書いていきましょう。
企業&業界研究をしよう
やりたい仕事を見つけるためには、世の中にどんな仕事があるのかを知らなければいけません。世の中にはたくさんの職種があることに気づくはずです。
【業界MAP】で検索すると、たくさんの職種が出てきますので、自分の興味のないものも含めて幅広く見ていきましょう。
興味のなかった職種でも、見ていくうちに興味が沸いてくるかもしれません。
自己分析+業界研究をしてもやりたい事が見つからない時は
自分がどうしてもやりたくない事を書き出していきましょう。
- 体育会系の職場は苦手
- 立ち仕事は体力的に厳しい
- 口下手で人見知りだから営業は無理
このように書きだしていく事で、職種を絞っていきます。
やりたい事がない時は、何をやりたくないか、どんなことまでなら我慢できるかを考えていく事で自分ができる事を探していきましょう。
また、逆にどんな職場だったら続けられそうかな、というのも同時に書き出していく事でより職種を絞っていく事ができますね。
- できるだけ給料がいい
- 福利厚生がしっかりしている
- 家から近い
- 転勤がない
- ノルマがない
このような条件を職種にあてはめて、進むべき道を決めるのもいいのではないかと思います。
経験してみないとわからない事も多い
学生のうちに、これを一生の仕事にしてやるんだ!と本当にやりたい事を見つける事ができる学生は少ないのかもしれません。
私自身、学生の時は自分のやりたい事がわからず、「とりあえず大手にいければいいか」なんて考えて就活を進めていました。
実際に社会に出て仕事を進める中で、これをずっと続けるのは無理だ、こうゆう作業だったら楽しんでできるな、という事が段々とわかるようになっていきました。
はっきり言って社会に出てみなければ、わからない事が多いのが事実です。
ですから、今の段階で学生さんたちに一生の仕事をみつけろ、なんて言うのは正直酷な話だと思っています。
一つだけ覚えておいてほしいのは、今の段階で本当に自分のやりたい事が分からなかったとしても悲観しないで欲しい。という事です。
今から色んな経験をしていく過程で、どんどん自分の考え方、価値観が変わっていきます。
まずは、自分続けられそうな仕事を選び、そこで様々な経験を積んで、本当にやりたい事が見つかった段階で転職するという道もある。という事を覚えておいてください。