就職面接において重要になるのが、本当の自分を知るということ。
あなたは自分にどんな長所、短所があるのか、真剣に考えたことはありますか?
面接なんて明るくしてればいいんでしょ?なんて人は痛い目をみるかもしれません。
今日は就職面接で自分をアピールするために重要な、自己分析について書いていきます。
自己分析とは何か
自己分析とはわかりやすくいうと、自分の長所や短所、価値観を客観的に見つめ、自分がどんな人物か理解するということです。
それだけ?と思われるかもしれませんが、自分が本当にやりたい仕事を選択するため、また面接官に自分をアピールするためにはとても重要な事です。
何かの商品を売りたいと思った時、その商品の魅力を知らないと売り込みできないですよね?
この商品を使うことでこんなメリットがあるんですよ!これを買わないとこんなに損することになるんです!といった具合にアピールをするわけですが、面接にも同じ事が言えます。
あなたは、自分を採用してくれたら、企業にこんなにメリットがあります!と、自分の魅力を伝えなければならないんです。
自己分析のメリット
自分の事を深く掘り下げていく事で、過去のオリジナルのエピソードを交えて自分の強みを知ってもらう事ができます。
そして、本当に自分のやりたいことを明確な根拠をもって伝える事が出来るので説得力が増します。
面接では、なぜそう思ったのか?なぜ志望するのか?なぜを面接官は求めてきます。
このなぜ?の答えが自己分析の中に隠されているんです。
もし自己分析をやっていないと、芯のない受け答えになってしまいますし、なんとなくこの仕事がやってみたいかも、世間体がいいから、なんて理由で就職してしまうと、実際は自分にまったく合ってなかった・・なんて悲惨なことになってしまうかもしれません。
就職して後悔しないように、しっかりと自分とはどんな人物かを把握しましょう!
自分史を作ってみよう
交友関係、趣味、アルバイト、部活、サークル、勉強、読書など、中学校ぐらいから遡って
自分自身の歴史年表を作ってみましょう。
辛かった事、嬉しかった事、忘れられない事、乗り越えた事、感動したこと、様々な感情が揺さぶられた出来事について年表に書き込んでいきましょう。
企業としては、集団の中でどんな役割ができるのか。というのを見極めたいと思っていますから、グループで協力して達成したエピソードはかなりアピールポイントになります!
他己分析をやってみよう
他己分析とは、他者(友人や家族)から自分はどんな人物かを聞き取り、分析するものです。自分の事は自分が一番よく知っていると思いがちですが意外と周りからみた自分って違うものなんですよね。
自分の気づいていない長所や短所など、自分の知らない一面を知ることができて、新しい発見がありますよ。
様々な意見を取り入れる事で、自分の事をさらに深く知る事ができます。
自己PRを作ってみよう
具体的な自己PRの作り方を紹介します。
- まずひとつ印象的なエピソードを選択する
- そのエピソードでどんな困難や辛いこと、苦しい事、トラブルがあったか
- そして、その苦しい事をどうやって乗り越えてきたか
- その経験から何を学び、仕事でどのように活かす事ができるか
イメージが沸かないかもしれないので、ひとつ例文を作りました。
- 前のアルバイト先では専門用語が多く、お客様から理解を得られなかった
- その結果、他店に顧客が移ってしまい売上ダウン
- 他の従業員と協力し、誰でも理解できるような説明を徹底した。その結果売上アップ
- この経験から、他者に分かりやすく説明する力をつけた。今後顧客との折衝においてもわかりやすい表現を意識し、信頼関係の構築に努めたい。
このような順番で書いていくと、自然と論理的な自己PRが作ることができますので
自分のエピソードと照らし合わせて作ってみてくださいね!